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【就職・転職】仕事するなら6次産業で!日本の地場産業で世界を目指す

第1次産業ってどんな職種だったか覚えてますか??

農業、林業、漁業である、というように中学校で習った・・・ような気がします(汗)

 

私が学生の頃は、この1次産業が物を流通する上で欠かせない基盤だと教わってきました。

流通するものがなければ、売るものがないわけですからね(汗)

 

しかし現代ではTTP法案への不安や、海外からの輸入品の価格低下による影響、更には品物自体に買値が付かないという状況では、稼業を続けることすら困難です。

 

そんな状態の中、現代ならではの方法で1次産業を救う口火的な存在となった企業があります。

それが、山口にある小さな漁港の漁師たちが始めた「萩大島船団丸」です。

 

この萩大島船団丸という企業は第6次産業という新しいジャンルを見出しました。

今回は、萩大島船団丸や、第6次産業の未来についてご紹介したいと思いますよ!!

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Contents

 第1次産業から第6次産業まで

ところで第1次産業はさきほど書いた通りですが、第2次~第6次ってどんな産業か分かりますか??

私も第3次くらいまでは習った気がしますが、4次とか5次とか・・・ましてや第6次産業なんて初めて聞きましたよ(汗)

 

ということで簡単にそれぞれの特徴だけ書いておきます。

  • 第1次産業:農業・漁業・林業など生産に関わる仕事。
  • 第2次産業:1次産業で生産された物を加工する仕事。製造業とか加工業など。
  • 第3次産業:2次産業で製造した物を販売する仕事。小売業など。
  • 第4次産業:社会における知的組織、政府や教育組織、図書館や情報機関。マスコミなどもこちらだそうです。
  • 第5次産業:1次~4次の産業形態を自由に融合・分化させて、これまでにない新しい産業を生み出す産業。
  • 第6次産業:第1次産業をしている人が、生産・加工・販売など他の産業も全て行うこと。

 

第6次産業なら、生産者の人が直接お客さんに販売できるので、商品の特徴もよく分かりますし、実際に作ったり、捕獲しているので安心な部分もありますよね。

なぜ最初から第6次産業にしなかったのか?って・・・分業しないと、仕事がなくて困る人が大勢になってしまいますし、昔はネットすらない時代ですが、地方の人が新鮮な状態で物を売るのは、とっても難しかったんです(泣)

 

第1次産業が衰退下降して、仕事として成り立たないという状況もあったので、ネットの普及はそこを打破する大きな一助となっているのは間違いありませんね!

 

萩大島船団丸とは?

若い代表率いる「萩大島船団丸」ですが、

画期的な方法で水揚げされたばかりの魚をあっという間に出荷していますよ!

 

それ方法とは、現代の若者なら使っていない人はいないというほど人気のLINEです。

LINEなら、捕れたその場で画像も送れますし、見た人が即座に返事をすることもできますよね♪

 

本当に便利なツールですが、LINEを上手く活用したとてもいい成功事例じゃないでしょうか。

全国の提携先に、朝一でLINEを送信、内容をチェックした先方から連絡が来たら速出荷するというシステムなので、どこよりも新鮮な魚を全国に届けられます。

 

これを実現したのが、当時25歳だった坪内知佳さんです。現在31歳。

結婚を機に萩の町へ引っ越してきました。そこでコンサルの仕事を始めますが、地場産業の漁業が衰退の危機にあるという現実を目の当たりにしました。

 

この状況を何とかしたいと、いろいろアドバイスを始めますが、頑固な漁師たちには「漁業のことを知らないよそ者に何が分かる!」と一蹴。

坪内さんの思いは、なかなか漁師たちには伝わりませんでした。

 

坪内さんの根性が漁師たちに伝わる

そんな衝突が絶えない状況で、とうとう漁師の代表から「町を出て行け!」と言われてしまった坪内さん。

彼女はその言葉を逆手にとって、町を出ることにしました。

 

実は、坪内さんは全国を回って、一軒一軒、取引してくれる店舗などを営業に回っていました

一蹴されたものの、その頃には20軒もの取引先を見つけてきていた坪内さん。

 

そのリストを見た時は、代表も言葉がなかったそうです・・・坪内さんの行動力もですが、自分たちのためにコツコツと地道な作業を続けてくれていたと分かった瞬間でもあります。

 

たった1人で全国を回り、取引先を見つける

 

これは決して簡単なことではありません。

その行動からも坪内さんの本気さが伝わり、そこから萩大島船団丸がようやく一丸となって始動しました!!

 

LINEで一発送信、即発送の極意

昔ならこんな方法は考えられなかったでしょう。

ネットが普及し、誰でも簡単にスマホでやりとりできる現代だからこそ、実現した画期的な方法です。

 

でもだからこそ、1次産業にはこれは必須なツールだとも言えると思います。

ネットを使うことで誰でも「今すぐ目の前の商品を世界中に届ける」ことが可能な時代になりました。

1次産業ほど、このツールを使う必要があると思いますね。

 

ネット、スマホ・・・機械の操作が苦手でなんてことを言ってる場合ではありません!

大至急覚えて、萩大島船団丸に追いつき、追い越しましょう!

 

例えば、パソコンでスゴイホームページを作成するとなったら超大変かも知れません(汗)これは若い人でも結構大変です!

でもスマホの操作は幼児でも簡単にできます(笑)

 

そしてLINEはどんな人でも簡単に使える、とっても便利なツールですよね♪

たったこれだけで、大成功した事例がありますから、同じように始めるだけでイイのです。

 

あなたも第二の坪内さんになれる!

もし身近に、1次産業の衰退した状況を目の当たりにしているという現状があるのであれば、ぜひあなたが第二の坪内さんになってみてはどうでしょうか?

若いあなたはネット環境に明るいはず、ぜひその知識を活かして、1次産業を活性化しましょう!

漁業に限らず、農業、林業など、日本の産業を救えるのは、もしかしたらあなたかも知れません。

 

まだあるよ!第6次産業の成功事例

実は、第6次産業で成功しているのは萩大島船団丸だけじゃなありません!

他にも成功事例があるので、ご紹介しましょう♪

 

神奈川県藤沢市のみやじ豚

神奈川県藤沢で養豚場を経営している宮地さんが、個人で立ち上げたブランド”みやじ豚”はかなり有名です!

百貨店の精肉売り場にも並んでいますが、他の高級肉と比べると倍の値段にも関わらず、みやじ豚を買って行く人が後を絶たないほど人気なんだとか。

厚木市にあるトンカツ屋”こばやし亭”でも、みやじ豚を使い始めたところ売り上げが20%も上がったそう。

みやじ豚は、一般的な飼育法ではなく、同じ血統の兄弟ごとに部屋を分けているそうで、この飼育法だとストレスなく豚たちが快適に過ごせるんだそうです。

現地、藤沢でBBQも開催していますので、興味ある方はぜひ足を運んでみて下さいね♪

第6次産業の成功事例はたくさんある

他にも成功事例は全国にたくさんあります!

ここでは紹介しきれませんが、ちょっとした発想の転換で第6次産業で成功する、きっかけを見つけることができそうですね。

 

実は私も将来は自然栽培農法を使った、農業からの第6次産業を目指しています。

簡単ではなくとも、食の安全性は将来を担う子供たちのために欠かせない、一番大切なことだと思っているので、農薬や化学肥料を使わない安全で安心な農業がこれから日本でもっと普及したらいいなと思っていますよ!

 

全国で新鮮な商品を求めている人たちがいる!

全国では地方でしか食べられないような、希少価値の高い食材を求めているという人たちがたくさんいます。

なかなか現地へ足を運ぶことが出来ない、でも美味しい食材を食べたい

その反対に、提供したいという人が大勢いるのも事実ですね。

 

需要と供給のバランスがいいとは言えない状況のなか、これを一気に解消できるのが第6次産業のメリットとも言えます。

ですが実際の現状としてはは言うほど簡単ではないようで、

その要望に応えるだけの環境を、現段階では1次産業の現場が整えてられていないというのが現状です。

 

第6次産業をもっと拡大していくことで、第1次産業の衰退を止めることができ、地方の地場産業が活性化していく

これを実現していくには、若者たちがそこへ介入していく必要も少なからずあると思います。

 

実際に先ほど紹介した、萩大島船団丸の坪内さんは当時25歳、現在30歳ととてもお若いですし、

みやじ豚を経営している宮地さんも39歳です。

 

第1次産業の人たちは、若い人を募ることで、新しい発想が得られるかも知れませんし、若い人たちも積極的に第1次産業への就職や転職することで、日本の未来の担い手としてやりがいのある仕事ができると思いますよ!

 

また、地方で仕事をなさっているあなた!!

地方で当たり前だと思うものが、実は全国では需要が高い、というものもたくさんありますよね!!

目の前にある当たり前だと思ってきたものも、試しにネットに出してみたら、物凄い反響を得ることもありますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか^^

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